鍋物の魚介類はカロリーやコレステロールが高い?

寒さの厳しい季節、凍えるような帰り道に思い描くは暖かい食卓。そして、冬の食卓の定番と言えばやはり「鍋物」ですね。しかし、中性脂肪の気になる貴方は具材にも気を使いたいと考えているはず。タンパク質源として選びたいのはやはり魚介類。でも「カニとかカキとかはカロリーが高いのでは?」と心配ではありませんか。

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実はカロリーもコレステロールも他の魚介類よりも低い


今はやりの市販の素のカロリーにも要注意



鍋物に合う魚介類といえば、「カキ」・「ホタテ」・「カニ」・「タラ」といったところでしょうか。これらの食品には、栄養素としてタンパク質・ビタミンB12・アミノ酸・タウリンなどが豊富に含まれています。


さて、気になるカロリーやコレステロールはどうなのでしょうか。


脂の乗ったサバやサケ、ブリなどでは、100g当たりのカロリーはおよそ200kcal以上になるのにくらべ、カキやホタテ、カニは、なんとその半分以下の約60~70kcalになっています。カロリー的には安心といえる魚介類といえるでしょう。


次に、「貝類やカニはコレステロールが高い」というイメージのある方もいらっしゃると思いますが、イワシやサバが100g当たり65mg前後のコレステロールを含んでいるのに対して、カキが51mg、ホタテが33mgと、コレステロール的にも安心といえます。

主な魚介類のエネルギー等の比較
食品名
エネルギー
Kcal/100g
脂質g/100g
コレステロール
mg/100g
カニ
63
0.4
44
カキ
69
1.4
51
ホタテ
72
0.9
33
ブリ
257
17.6
72
サバ
326
17.2
68
サケ
204
12.8
60
イワシ
372
5.6
710
タラ
72
0.3
65
文部科学省「五訂増補日本食品標準成分表」より抜粋


うま味がたっぷりな上に、カロリー(エネルギー)の低い魚介類として、中性脂肪の気になる貴方の鍋物にはもってこいの食材だと考えられます。


厚みのある昆布でダシをじっくりととり、豆腐と白菜、えのきや海草、ネギなどの野菜をたっぷりと合わせれば、中性脂肪の気になる方でもカロリーやコレステロールを気にせずに、たくさん食べることができるのではないでしょうか。


ちなみに、今はやりの「キムチ鍋」や「カレー鍋」を作る時に市販の素を使う場合には、その素自体のカロリー表示も気にしたほうがよいかもしれません。100g当たり、キムチ鍋の素で約100kcal、カレー鍋の素で約70kcal、寄せ鍋つゆの素でも約50kcalは加算しておかなくてはなりません。


鍋を使った料理は、奈良時代から記録があるといわれています。健康的な昔の日本人の食生活、先人の知恵は鍋物にも生かされているということでしょうか。


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2008年12月21日 10:41