冬の京野菜「水菜」、関東でもブレイク、その栄養成分は?

水菜は、日本特産の野菜で、京都で古くから栽培されてきました。水菜は、代表的な冬の野菜のひとつで八百屋さんの店頭に、水菜が並び始めると、冬も本番だといわれています。実は、私は、最近、イタリアンレストランでサラダとしての食べたことで、水菜を意識するようになっていました。あの青臭さ・ほろ苦さとシャキシャキとした歯ごたえは、他の野菜にはない健康効果があるはずだと考えていました。

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青臭さ・ほろ苦さとシャキシャキとした歯ごたえには秘密が?


主な成分は、ビタミンA、ビタミンC、ビタミンE、カルシウム、鉄分


関東では、水菜をサラダとして利用するレストランシェフが増えているので、洋食の食材として認知されていったのではないかなと思うことがあります(少なくとも私はそうでした)が、東京の市場での売れ筋で1位になるなどして、一気に関東の一般家庭にも浸透していきました。しかも安い!


しかし、水菜は、京都では伝統的な京料理のための野菜で、肉の臭みを消す効果があるため肉を使った和食、特に鍋料理に良く使われていることを、あとで知りました。「水菜」の名前の由来は、肥料を使わず、水と土だけで作られていたことから、水菜と呼ばれるようになったと言われています。


さて、肝心の栄養成分は・・・、というと


主な成分は、ビタミンA、ビタミンC、ビタミンE、カルシウム、鉄分


ビタミンA
目や皮膚の粘膜を保護し、視力の低下や肌のトラブルに効果的
(カロチン:210μg、レチノール当量:220μg)

ビタミンC
鉄分の吸収を助け、免疫力を高める効果が期待できる、コラーゲンを合成
(55mg)

カリウム
利尿作用や塩分を排出する作用があり、高血圧の予防に期待できる
(480mg)
(但し、高カリウム血症の場合は食べ過ぎに注意)

カルシウム
脳の活動を促す働きがあり、骨の主成分
(210mg)

鉄分
血液中の赤血球やヘモグロビンの構成成分
(2.1mg)


その他マグネシウム(0.41mg)、亜鉛(0.5mg)、ビタミンE(1.8mg)、食物繊維(3g)なども含まれています。(( )内は可食部100gあたり、五訂日本食品標準成分表より)


以上に加えて、「葉緑素」も含有されていて、浄血作用があるため、二日酔いや悪酔いに効果的です。さらに、水菜に含まれる「ポリフェノール」は、肌の新陳代謝を高めるので美肌に効果があると話題になっています。


但し、「あの青臭さ・ほろ苦さとシャキシャキとした歯ごたえ」に特徴的な成分が入っているわけではないようです。・・・というか、まだ解明されていないのかもしれませんね。


ご参考までに、調理方法の注意点として、炒め物などに使う場合は、あまり火を通しすぎないようにして独特の歯ごたえを残した方が良いこと。保存上の注意点として、傷みやすい野菜なので、使い切れなかった分は、湿らせた新聞紙に包み、ポリ袋に入れて、冷蔵庫の野菜室に立てた状態で保存をすると良いようです。また、長期保存をしたい場合は、茹でてから冷凍すると良いようです。


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2007年12月02日 11:20