「クルミ」が良いのは中性脂肪だけじゃない?

クルミはナッツ類でオメガ3脂肪酸を最も多く含んでいます

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生活習慣病・動脈硬化予防は周知の事実


今注目されているのは「認知機能のサポート」



私には50代半ばの親友がいるのですが、酒・タバコはもちろんやりますし、人一倍の大食いなのですが、すごぶる健康でスリムで病気とはまったく無縁な人がいます。昨日、たまたま食事をしながら健康談議になったのですが、彼にはある食習慣があることがわかりました。本人も改めて認識した様子でした。


それは「毎晩、5粒のクルミ」だったのです。


このサイトでも別のページで「中性脂肪とクルミの関係」を紹介していますが、それだけではない、計り知れない健康効果があるようなので改めてご紹介したいと思います。特に、最近では「認知機能のサポート」が注目されるようになってきました。


クルミはナッツ類でオメガ3脂肪酸を最も多く含んでいます。さらに抗酸化値がナッツ類で最高く、ビタミンE、ビタミンB1、ビタミンB6、葉酸、マグネシウム、銅、亜鉛などのビタミンやミネラルをはじめ、食物繊維、メラトニンなど人間の健康維持、増進に必要な成分が豊富に含まれています。


クルミに含まれるオメガ3脂肪酸は植物由来のα-リノレン酸(ALA)で、青魚の脂肪分に多く含まれる海洋由来のDHA、EPAと同じ仲間の脂肪酸です。


オメガ3脂肪酸は、細胞膜の構成要素の一つであり、体の調整物質の一つです。動脈硬化を防ぎ、コレステロール値、中性脂肪値を下げ、心臓病、がん、脳溢血・脳卒中、糖尿病、高血圧、肥満など、いわゆる生活習慣病予防に効果を発揮すると報告されています。


また、血中LDL(悪玉)コレステロール値を低下させ、HDL(善玉)コレステロール値を維持または上昇させるといわれ、血管を柔軟にし、血液の流れを良くし、動脈硬化を予防します。


米国では必須脂肪酸の健康的なバランスが損なわれているといわれています。健康な体を保つためには、2グループの必須脂肪酸(オメガ6とオメガ3)の比率が4:1を超えないようにするのが理想的ですが、現在の米国人の平均摂取比率は20:1を超えるという危険な数値となっています。


また、クルミには様々な抗酸化物質が含まれます。抗酸化物質は、健康的な加齢に悪影響を与えるとされるフリーラジカルを抑え、加齢による慢性疾患(心臓血管系、神経系の病気やがんなど)の予防作用可能性があることが研究で示唆されています。1,113種類の食品の抗酸化力を調べた研究で、くるみが抗酸化物質の含有量でブラックベリーに次いで2位であることが報告されています。


そして、眠りを誘うホルモンとしてよく知られているメラトニンですが、実は癌などの病気と戦い、老化に伴う病気に影響を与えており、人がより健康な生活を送るためにも重要な成分だということが分かってきています。

認知機能とクルミの関係



最新の研究発表によると、クルミに豊富に含まれるオメガ3脂肪酸のα-リノレン酸(ALA)は、脳の灰白質形成に重要な影響を及ぼすDHAの親的な存在で、脳の発達に必要な栄養を供給し、認識機能をサポートする栄養素として知られています。


オメガ3脂肪酸は、脳情報伝達にかかわっている神経細胞(ニューロン)の膜に含まれる大事なリン脂質の一つで、神経細胞膜がうまく働くように、また特に神経細胞の継ぎ目で情報伝達にかかわっているシナプスの周辺部が重要であり、シナプスが可塑的に働くようにしてくれています。神経細胞のオメガ3脂肪酸が少なくなると、学習・記憶や認知・思考の能力が低下してきます。


厚生労働省の『日本人の食事摂取基準』(2010年版)では、オメガ3脂肪酸の摂取量の目標値を決めており、1日あたり(18~29歳)男子で、2,100ミリグラム以上、女子で1,800ミリグラム以上としています。


クルミ一つかみ約28gには2,542ミリグラムのオメガ3脂肪酸が含まれます(米国農務省データ)。 毎日、一つかみのクルミ習慣、今日から始めてみませんか?

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2016年12月04日 10:38